完全ワイヤレスイヤホンのおすすめ

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ケーブルレスによる快適さから、通勤・通学、テレワーク、スポーツなどさまざまなシーンで活躍する「ワイヤレスイヤホン」。特に近年は、左右のイヤホン間もワイヤレス接続を採用し、ケーブルが一切使用されていない「完全ワイヤレスイヤホン」が人気を集めており、2,000円前後で買える低価格なエントリーモデルから30,000円を超える高価格なハイエンドモデルまで、現在では非常に多くの製品が発売されています。

今回は、そんな数ある完全ワイヤレスイヤホンの中から、おすすめのモデルを厳選して紹介します! ワイヤレスイヤホンを選ぶ際のポイントについても詳しく解説していますので、ぜひワイヤレスイヤホン選びの参考にしてください。

目次

完全ワイヤレスイヤホンとは?

「完全ワイヤレスイヤホン」とは、Bluetoothを使ったワイヤレスイヤホンの一種で、スマートフォンや音楽プレーヤーなどの再生デバイスとイヤホン間の通信だけでなく、左右のイヤホン同士の通信にもワイヤレス接続を使用し、左右のイヤホンが完全に独立したイヤホンのこと。「トゥルーワイヤレスイヤホン(TWS)」や「フルワイヤレスイヤホン」、「左右独立型イヤホン」とも呼ばれています。

完全ワイヤレスイヤホンを使ういちばんのメリットは、なんといってもわずらわしいケーブルが一切ないということ。ケーブルの断線やケーブルが絡んでしまう心配がなく、快適に音楽リスニングを楽しめます。本体もコンパクトで持ち運びしやすく、通勤や通学などの移動中でも使いたい時にスッと取り出して使える点も大きな魅力です。

完全ワイヤレスイヤホンの選び方

装着感や接続性、バッテリー駆動時間など、完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ際にチェックしておきたいポイントがいくつかあります。ここでは、完全ワイヤレスヘッドホン選びで押さえておきたい注目ポイントを詳しく解説します。

聴こえ方や装着感

完全ワイヤレスイヤホンは、「カナル型」「インナーイヤー型」「オープンイヤー型」の3つのタイプに大別されます。それぞれのタイプで聴こえ方や装着感に特徴があるので、好みや利用用途に合わせた最適なモデルを選びましょう。

しっかりとしたフィット感と遮音性にすぐれる「カナル型」

「カナル型」は、耳栓のように耳穴にしっかりと挿し込んで使う密閉型のイヤホンのことです。シリコンやウレタン素材できたイヤーピースと呼ばれるパーツを耳穴の奥に直接挿入して装着するので、フィット感がとても高く、遮音性にすぐれて音漏れもしにくいという特徴があります。密閉度が高いので、低音や細かい音も聴き取りやすく、迫力のあるサウンドを楽しめるのも利点です。なお、「カナル型」特有の耳の内側から圧迫されるような装着感が苦手という人は、この後に紹介する「インナーイヤー型」や「オープンイヤー型」を検討してみてもよいでしょう。

軽い付け心地で圧迫感が少ない「インナーイヤー型」

「インナーイヤー型」は、耳の入り口にイヤホンを引っ掛けて装着する開放型のイヤホンのことです。「イントラコンカ型」や「耳のせ型」とも呼ばれています。装着時に耳穴にイヤホンを挿し込む「カナル型」とは異なり、軽い着け心地で圧迫感が少なく、自然な音の広がりを楽しめるのが特徴ですが、耳を完全にふさがない構造のため、遮音性はそれほど高くなく、音漏れがしやすい点は注意が必要です。

周囲の音をしっかり確認でき、ながら聴きにも使える「オープンイヤー型」

「オープンイヤー型」は、文字どおり耳を完全に覆ったりふさぐことなく、外部の音もしっかりと聴き取れるタイプのイヤホンのことです。日常の音を聴き逃すことなく音楽リスニングを楽しめることから、スポーツシーンやビジネスシーンで利用する“ながら聴きイヤホン”としても注目されています。耳穴が完全にオープンな状態になっており、先に紹介した「インナーイヤー型」以上に圧迫感が少なく、聴き疲れしにくいのがメリットですが、「インナーイヤー型」同様に音漏れはしやすいので、ボリュームの上げすぎには注意しましょう。

バッテリー駆動時間

完全ワイヤレスイヤホンは、イヤホン本体に搭載された小型バッテリーで動作します。音楽リスニングを長時間快適に利用するなら、バッテリー駆動時間にも注目しておきましょう。連続再生時間は再生時のボリュームや利用する機能、利用する場所の通信環境などにも左右されますが、イヤホン本体のみの連続再生時間が5時間以上あれば、ある程度長時間の移動でもバッテリー切れが起こりにくく安心です

Bluetoothバージョン

左右のイヤホンをワイヤレスでつなぐ完全ワイヤレスイヤホンは、人の多い繁華街や電車内などの通信環境が悪い場所で音飛びや音切れ、遅延などが発生しやすい傾向があり、快適に音楽リスニングを楽しみたいなら、できるだけ接続安定性の高い製品を選びたいところです。

接続安定性は完全ワイヤレスイヤホン側の通信チップの種類やアンテナの位置、組み合わせるプレーヤーとの相性などにも左右されますが、対応するBluetoothのバージョンが5.0以上のものは比較的接続が安定している傾向があります。完全ワイヤレスイヤホンの製品スペックには「Bluetooth 5.1」や「Bluetooth 5.2」というように末尾にバージョンが記載されているので、この数値が5.0以上のものを選ぶのがよいでしょう

Bluetoothの対応コーデック

Bluetoothでは、オーディオデータを効率的に送信するため、コーデックと呼ばれる音声圧縮変換方式を用いてデータをリアルタイムで圧縮して送信しています。標準コーデックの「SBC」はほぼすべての完全ワイヤレスイヤホンが対応しており、ビットレートが低いため通信環境が悪い場所でも比較的安定した接続が得られますが、音質はそれほどよくなく、遅延も大きめです。

標準コーデックの「SBC」以外にも、SBCより高音質で遅延の少ない「AAC」や「aptX」、ハイレゾ相当の高音質伝送が可能な「aptX Adaptive」や「LDAC」など、さまざまなコーデックがありますが、完全ワイヤレスイヤホンによって対応するコーデックは異なります。アップル「iPhone」シリーズと組み合わせて使うなら「AAC」、Androidスマートフォンと組み合わせて使うなら「aptX」、できるだけ高音質で楽しみたいという人なら「aptX Adaptive」や「LDAC」を選ぶのがよいでしょう。

ドライバーユニット

音質にこだわるなら、音を生成するイヤホンの主要な部品であるドライバーユニットにも注目しておきましょう。完全ワイヤレスイヤホンでは、主に「ダイナミック型」と「バランスド・アーマチュア型」のドライバーユニットが使われることが多いです。ダイナミック型は中低域の音に厚みがありパワフルなサウンドが得意バランスド・アーマチュア型は解像度が高く、繊細なサウンドを楽しめる傾向がありますが、製品によって音の傾向は異なるので、ぜひ店頭の実機で音を確認し、自分の好みにあった製品を選びましょう。

防水性能やノイズキャンセリング機能など

せっかく完全ワイヤレスイヤホンを選ぶなら、利用シーンにあった機能性にもぜひ注目しておきましょう。

スポーツシーンで利用するなら「防水・防滴性能」を確認

スポーツシーンで利用するなら、汗などでイヤホン本体が濡れても安心な防水・防滴性能を有したモデルがおすすめです。防水・防滴保護等級を示す「IPX」は0から8まで9段階ありますが、屋外に持ち出して使用することが多い人はIPX4以上のスペックがあると突然雨が降ってきた時にも安心して使えて便利です。シンクでの洗い物をしている時やプールなどの水辺の近くで使用することが多いなら、水没にも強いIPX7やIPX8対応の製品を選ぶのもよいでしょう。

騒がしい環境でも音楽に集中できる「ノイズキャンセリング機能」

電車やバスでの通勤・通学時など、周囲が騒がしい環境で利用することが多いなら、ノイズキャンセリング機能を備えたモデルがおすすめです。周囲の雑音を打ち消してくれるので、周りの騒音を気にせず音楽を楽しめます。

複数のデバイスで同時に使うなら「マルチポイント」が便利

テレワークが徐々に普及し、自宅でパソコン作業を行う際にワイヤレスイヤホンを使うという人も増えてきています。メインのスマートフォンだけでなく、パソコンとの接続も考えているなら、「マルチポイント」に対応したモデルがおすすめです。スマートフォンとパソコンの両方にあらかじめペアリングしておけば、1台のワイヤレスイヤホンでスマートフォン・パソコンどちらの着信にもスムーズに対応することができます。

音声コミュニケーションが多い人は「通話性能」もチェック!

スマートフォンでのハンズフリー通話や、テレワークでのビデオ会議など、音声を使ったコミュニケーションが多いという人は通話性能にも注目しておきましょう。搭載されているマイクの数のほか、最近では複数のマイクで発話者の音声を正確にとらえるビームフォーミング技術や、AIを活用したノイズ低減機能を搭載したモデルも増えてきています。特に屋外で使用することが多い人は、風切り音低減機能やノイズ低減機能があると便利です

ノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホン

Bose「QuietComfort Ultra Earbuds」

ノイズキャンセリング機能の効果が非常に高いだけでなく、セミカナル型の軽快な着け心地のよさでも人気のBose「QuietComfort Ultra Earbuds」。新たに追加された独自の空間オーディオ機能の効果も高く、普段聴いている楽曲をスピーカーで聴くような立体的なサウンドで楽しめるのもポイントです。

クアルコムの「Snapdragon Soundテクノロジー」に対応し、高音質なaptX Adaptiveコーデックも利用可能。なお、マルチポイントに関しては、ファームウェアアップデートで後日対応予定となっています。

項目スペック
タイプカナル型(セミカナル型)
再生時間(イヤホン単体)最大6時間
(ノイズキャンセリング機能オン、イマーシブオーディオオフの場合)
再生時間(充電ケース併用)最大24時間
(ノイズキャンセリング機能オン、イマーシブオーディオオフの場合)
Bluetoothバージョン5.3
対応コーデックSBC、AAC、aptX Adaptive
防水性能○(IPX4相当)
ノイズキャンセリング機能
マルチポイント対応
カラーバリエーションブラック、ホワイトスモーク、ムーンストーンブルー
参考:

ソニー「WF-1000XM5」

ソニーの大人気完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000X」シリーズの最新モデル。イヤホン片耳あたり3つのマイクを搭載し、ノイズキャンセリング機能の効果は先代の「WF-1000XM4」比で最大20%アップしました。

独自の8.4mmドライバーユニット「ダイナミックドライバーX」を新たに採用し、音質もさらに向上。「高精度ボイスピックアップテクノロジー」による高い通話性能、マルチポイント対応、ハイレゾに満たない音源をハイレゾ相当の音質にアップスケーリングしてくれる「DSEE Extreme」など豊富な機能性も魅力です。

項目スペック
タイプカナル型
再生時間(イヤホン単体)最大8時間
(ノイズキャンセリング機能オン、AACコーデック接続、その他機能初期設定の場合)
再生時間(充電ケース併用)最大24時間
(ノイズキャンセリング機能オン、AACコーデック接続、その他機能初期設定の場合)
Bluetoothバージョン5.3
対応コーデックSBC、AAC、LDAC、LC3
防水性能○(IPX4相当)
ノイズキャンセリング機能
マルチポイント対応
カラーバリエーションブラック、プラチナシルバー
参考:

アップル「AirPods Pro 第2世代」

アップル純正のノイズキャンセリング機能搭載完全ワイヤレスイヤホン。独自開発の「H2チップ」を搭載し、近くのiPhoneと簡単にペアリングができたり、iPhoneのコントロールセンターから各種機能を手軽にコントロールできるなど、iPhoneと組み合わせた際に便利に使える機能が充実しています。

ノイズキャンセリング機能も強力で、外音取り込み機能も自然な聴こえ方でとても優秀です。最新の「iOS 17」を搭載したiPhoneと組み合わせれば、呼びかけやサイレンなど、周囲の環境音に応じてノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能のバランスを最適化してくれる「適応型オーディオ」も利用できます。iPhoneとの相性が特によいので、iPhoneユーザーはぜひ導入を検討したい1台です。

項目スペック
タイプカナル型
再生時間(イヤホン単体)最大6時間
(ノイズキャンセリング機能オンの場合、空間オーディオとヘッドトラッキングオンの場合は最大5.5時間)
再生時間(充電ケース併用)最大30時間
(ノイズキャンセリング機能オン、空間オーディオとヘッドトラッキングオフの場合)
Bluetoothバージョン5.3
対応コーデックSBC、AAC
防水性能○(IP54相当)
ノイズキャンセリング機能
マルチポイント対応
カラーバリエーションホワイト
参考:

Anker「Soundcore Liberty 4 NC」

「Soundcore Liberty 4 NC」は、Anke独自のノイズキャンセリング機能「ウルトラノイズキャンセリング」の最新バージョン「3.0」を搭載。同社の完全ワイヤレスイヤホンの中でも、特にノイズキャンセリング機能が優秀な1台です。

1万円台で購入できる比較的安価なモデルですが、マルチポイントやノイズリダクション機能付きマイク、LDACコーデック対応と機能性もかなり充実。モバイルバッテリーを手掛ける同社らしく、バッテリー駆動時間もイヤホン単体で8時間、充電ケース併用で最大40時間(いずれもノイズキャンセリング機能オンの場合)となかなかのハイスペック仕様なのもポイントです。

項目スペック
タイプカナル型
再生時間(イヤホン単体)最大8時間
(ノイズキャンセリング機能オンの場合、LDACコーデック接続の場合は最大6時間)
再生時間(充電ケース併用)最大40時間
(ノイズキャンセリング機能オンの場合、LDACコーデック接続の場合は最大30時間)
Bluetoothバージョン5.3
対応コーデックSBC、AAC、LDAC
防水性能○(IPX4相当)
ノイズキャンセリング機能
マルチポイント対応
カラーバリエーションブラック、ホワイト、ネイビー、ピンク、ライトブルー
参考:

高音質完全ワイヤレスイヤホンのおすすめ

Technics「EAH-AZ80」

パナソニックのオーディオブランド、Technics(テクニクス)から発売されている完全ワイヤレスイヤホン。有線イヤホン「EAH-TZ700」にも使われているアルミニウム振動板を採用し、デジタル処理のみには頼らず、アナログ・機構構造などを含めてトータルで音づくりを行うなど、音質にとことんこだわった1台となっています。

機能面では、最大3台のデバイスと同時接続が可能な「3台マルチポイント接続」に対応したのがポイント。先に紹介したノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホン4選に比べると、ノイズキャンセリング機能はやや劣りますが、充電ケースのワイヤレス充電対応、高音質なLDACコーデック対応など機能面はなかなかな充実しています。

項目スペック
タイプカナル型
再生時間(イヤホン単体)最大7時間
(ノイズキャンセリング機能オン、AACコーデック接続の場合、LDAC接続時は最大4.5時間)
再生時間(充電ケース併用)最大24時間
(ノイズキャンセリング機能オン、AACコーデック接続の場合、LDAC接続時は最大16時間)
Bluetoothバージョン5.3
対応コーデックSBC、AAC、LDAC
防水性能○(IPX4相当)
ノイズキャンセリング機能
マルチポイント対応
(SBC、AACコーデック接続の場合は最大3台まで、LDACコーデック接続の場合は最大2台まで)
カラーバリエーションブラック、シルバー
参考:

DENON「PerL Pro」

DENONの完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル。医療技術を応用した高度なパーソナライズ機能「Masimo AAT」を搭載し、1人ひとりの聴覚に合わせてサウンドを細かく最適化することで、誰でも簡単に高音質を楽しめるのが最大の特徴です。

ドライバーユニットに3レイヤー・チタニウム振動板を採用したほか、クアルコムの「Snapdragon Soundテクノロジー」に対応し、ハイレゾ音源の再生も可能なaptX Adaptiveや、最大44.1kHz/16bitのロスレス伝送が行えるaptX Losslessといった高音質コーデックも利用可能。フラッグシップモデルにふさわしい最先端の機能と高音質を有した音質特化型完全ワイヤレスイヤホンです。

項目スペック
タイプカナル型
再生時間(イヤホン単体)最大8時間
(ノイズキャンセリング機能オフ、AACコーデック接続の場合)
再生時間(充電ケース併用)最大24時間
(ノイズキャンセリング機能オフ、コーデック接続の場合)
Bluetoothバージョン5.3
対応コーデックSBC、AAC、aptX、aptX Adaptive、aptX Lossless
防水性能○(IPX4相当)
ノイズキャンセリング機能
マルチポイント対応
カラーバリエーションブラック
参考:

DEVIALET「Gemini II」

フランス発の高級オーディオブランドDEVIALET(デビアレ)の完全ワイヤレスイヤホン。同社の完全ワイヤレスイヤホンとしては2世代目にあたり、周囲の音に反応して自動で最適化する新開発のノイズキャンセリング機能を搭載することで、音質重視の完全ワイヤレスイヤホンながら、ノイズキャンセリング機能にもすぐれたモデルに仕上がっています。

3層ポリマー振動板にチタンコーティングを施した新開発のドライバーユニットを搭載することで、音質もさらにブラッシュアップ。6万円オーバーと少々値が張る製品ですが、音質もノイズキャンセリング機能も重視したい人はぜひ注目したい1台です。

項目スペック
タイプカナル型
再生時間(イヤホン単体)最大5時間
再生時間(充電ケース併用)最大22時間
Bluetoothバージョン5.2
対応コーデックSBC、AAC、aptX
防水性能○(IPX4相当)
ノイズキャンセリング機能
マルチポイント対応
カラーバリエーションMATTE BLACK、Iconic White、Opéra de Paris
参考:

final「ZE8000 MK2」

独自の音響工学や心理学に基づいた音づくりを実践する国産オーディオメーカーのfinalが手掛ける完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル。どんな音にもフォーカスできる“8K SOUND”というまったく新しいコンセプトを導入した1台で、広大な音場に広がる高解像度サウンドは大編成のオーケストラとの相性が抜群です。

バッテリー駆動時間はイヤホン単体で最大5時間、充電ケース併用で最大15時間とやや短いですが、クアルコムの「Snapdragon Soundテクノロジー」に対応し、aptX Adaptiveコーデックを利用できたり、デジタル信号処理のタップ数を増やしてさらなる高音質を追求できる「8K SOUND+」を搭載するなど、音質面に関する機能性もかなり充実しています。

項目スペック
タイプカナル型
再生時間(イヤホン単体)最大5時間
再生時間(充電ケース併用)最大15時間
Bluetoothバージョン5.2
対応コーデックSBC、AAC、aptX、aptX Adaptive
防水性能○(IPX4相当)
ノイズキャンセリング機能
マルチポイント対応
カラーバリエーションブラック
参考:

高コスパ完全ワイヤレスイヤホンのおすすめ

Xiaomi「Redmi Buds 4 Active」

格安スマートフォンを中心に日本でも徐々に認知度が高まってきている中国の総合家電メーカーのXiaomi(シャオミ)が、Amazonで1,990円という圧倒的な低価格で販売しているのが「Redmi Buds 4 Active」です。

対応コーデックはSBCのみ、タッチセンサーの反応がやや鈍かったりと、価格なりの部分もありますが、2,000円を切る価格で完全ワイヤレスイヤホンを手に入れられるというのはやはり魅力的です。とにかく安く完全ワイヤレスイヤホンを手に入れたいという人にはうってつけのモデルと言えるでしょう。

項目スペック
タイプカナル型
再生時間(イヤホン単体)最大5時間
再生時間(充電ケース併用)最大28時間
Bluetoothバージョン5.3
対応コーデックSBC
防水性能○(IPX4相当)
ノイズキャンセリング機能
マルチポイント対応
カラーバリエーションブラック、ホワイト
参考:

Noble Audio「FALCON 2」

カスタムIEMで有名なアメリカのイヤホン専業メーカー、Noble Audioが手掛ける完全ワイヤレスイヤホン。2020年10月発売と少々古めのモデルですが、発売当時の最先端Bluetoothチップを搭載し、aptX Adaptiveコーデックによるハイレゾワイヤレス対応、イヤホン本体のIPX7防水対応、外音取り込み機能の搭載、ワイヤレス充電対応の充電ケースの採用など、発売から3年近く経った今でも十分通用するスペックを備えています。

ノイズキャンセリング機能やマルチポイント接続は残念ながらありませんが、価格.comの最安価格(2024年1月10日時点)は発売当初の半額近い価格になっており、スペックを考えればかなりお買い得な製品なのは間違いありません。

項目スペック
タイプカナル型
再生時間(イヤホン単体)最大5.5時間
(最大音量時、70%音量時は最大10時間)
再生時間(充電ケース併用)最大27.5時間
(最大音量時、70%音量時は最大50時間)
Bluetoothバージョン5.2
対応コーデックSBC、AAC、aptX、aptX Adaptive
防水性能○(IPX7相当)
ノイズキャンセリング機能
マルチポイント対応
カラーバリエーションブラック、ホワイト
参考:

ヤマハ「TW-E3C」

「TW-E3C」は、ヤマハの完全ワイヤレスイヤホンでもっともエントリーに位置するモデルです。本機最大の特徴となっているのが、耳への負担を抑える独自の「リスニングケア」。専用アプリから「リスニングケア」をオンにすることで、ボリュームごとの音の帯域バランスを調整し、ボリュームを上げなくても自然なバランスで聴こえるようにしてくれます。

高音質なaptX Adaptiveコーデックやマルチポイント接続、IPX5の防水性能、急速充電機能など機能性も十分。カラーバリエーションが全6色と非常に豊富な点も魅力です。

項目スペック
タイプカナル型
再生時間(イヤホン単体)最大9時間
(最大音量時、70%音量時は最大10時間)
再生時間(充電ケース併用)最大24時間
(最大音量時、70%音量時は最大50時間)
Bluetoothバージョン5.2
対応コーデックSBC、AAC、aptX、aptX Adaptive
防水性能○(IPX5相当)
ノイズキャンセリング機能
マルチポイント対応
カラーバリエーションブラック、グリーン/ピスタチオ、レッド/ラズベリー、ベージュ/ラテ、ネイビーブルー、グレー
参考:

Anker「Soundcore Life Note 3S」

「Soundcore Life Note 3S」は、イヤーピースのないインナーイヤー型を採用する完全ワイヤレスイヤホンです。耳の耳介に引っ掛けるようにして装着するスタイルになっており、重さも片耳約4.3gと軽く、長時間装着しても耳への負担が少なく、蒸れにくいのが大きな特徴です。

インナーイヤー型ですが、13mmの大口径ダイナミック型ドライバーと独自の「BassUpテクノロジー」でパワフルなサウンドを楽しめるのも◎。カナル型が苦手という人は、ぜひ試していただきたい1台です。

項目スペック
タイプインナーイヤー型
再生時間(イヤホン単体)最大9時間
(最大音量時、70%音量時は最大10時間)
再生時間(充電ケース併用)最大24時間
(最大音量時、70%音量時は最大50時間)
Bluetoothバージョン5.2
対応コーデックSBC、AAC
防水性能○(IPX4相当)
ノイズキャンセリング機能
マルチポイント対応
カラーバリエーションブラック、オフホワイト
参考:

耳をふさがないオープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホンのおすすめ

JBL「SOUNDGEAR SENSE」

耳に引っ掛けて装着するオープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホン。逆位相の音を当てて音を打ち消す仕組みを応用した独自の「OpenSoundテクノロジー」と大型の16.2mmダイナミック型ドライバーにより、開放感のあるオープンイヤー型イヤホンでありながら、JBLらしいパワフルなサウンドと音漏れの低減の両方を実現しています。

また、イヤーフックとイヤホン本体の角度を4段階で調整でき、耳の形状に合わせて音の出るイヤホン本体を最適な位置に配置できる装着性のよさも魅力のひとつ。充電ケースは比較的大型ですが、付属の脱着式ネックバンドを装着することで、完全ワイヤレススタイルだけでなく、ネックバンドスタイルとしても使えるのも便利です。

項目スペック
タイプオープンイヤー型
再生時間(イヤホン単体)最大6時間
再生時間(充電ケース併用)最大24時間
Bluetoothバージョン5.3
対応コーデックSBC、AAC
防水性能○(IP54相当)
ノイズキャンセリング機能
マルチポイント対応
カラーバリエーションブラック、ホワイト
参考:

Shokz「OpenFit」

骨伝導イヤホンで有名なShokzが、骨伝導を用いない完全ワイヤレススタイルのオープンイヤー型イヤホンとして投入したのが「OpenFit」です。イヤーフックを用いた耳掛けタイプの製品ですが、充電ケースにイヤホン本体を重ねるように収納する形になっており、充電ケースは比較的コンパクトに仕上がっています。

「ドルフィンアークイヤーフック」と呼ばれる形状記憶素材を使用した超極細のイヤーフックを採用したことで、イヤーフックそのものに角度調整機能がなくても引っ掛ける位置を調整するだけで簡単に装着位置を微調整できるのもポイント。イヤーフックはグリップ力の高いシリコン素材でコーティングされていて、激しい動きでもズレにくく、イヤホン本体はIP54の防水性能も備わっているので、汗をかくスポーツシーンにももってこいです。

項目スペック
タイプオープンイヤー型
再生時間(イヤホン単体)最大7時間
再生時間(充電ケース併用)最大28時間
Bluetoothバージョン5.2
対応コーデックSBC、AAC
防水性能○(IP54相当)
ノイズキャンセリング機能
マルチポイント対応
カラーバリエーションブラック、ベージュ
参考:

ソニー「LinkBuds WF-L900」

耳穴の上にかぶせるように装着する「LinkBuds WF-L900」。見た目は普通の完全ワイヤレスイヤホンのように見えますが、イヤホン本体に大きな穴が開いており、周囲の音がそのまま耳に届くというまったく新しい構造になっているのが特徴です。穴が開いていることで遮断性は一切ないですが、周囲の音を自然な形でしっかりと取り込むことができ、蒸れや耳への圧迫感も少なく、長時間でも快適に装着することができます。

AI技術を活用した「高精度ボイスピックアップテクノロジー」で内蔵マイクを使った通話品質も非常に高いのもポイント。しゃべっている自分の声も開いた穴から自然な形で確認できるので、テレワーク中のビデオ会議などにもぴったりです。

項目スペック
タイプオープンイヤー型
再生時間(イヤホン単体)最大5.5時間
(その他機能初期設定の場合)
再生時間(充電ケース併用)最大17.5時間
(その他機能初期設定の場合)
Bluetoothバージョン5.2
対応コーデックSBC、AAC
防水性能○(IPX4相当)
ノイズキャンセリング機能
マルチポイント対応
カラーバリエーショングレー、ホワイト
参考:

GLIDiC「Hear Free(HF-6000)」

近年、ながら聴きイヤホンの需要が高まってきており、イヤーフックを用いた耳掛けタイプのオープンイヤー型イヤホンが徐々に増えてきていますが、その中でも特にコスパにすぐれたモデルとして注目したいのが、SB C&Sのオーディオブランド、GLIDiCから発売された「Hear Free(HF-6000)」です。

1万円を切る価格の製品ですが、イヤホン本体は小型軽量設計で耳への負担は少なく、専用開発した直径12mmの大口径ドライバーユニットを搭載するなど、音質にもしっかりと注力しています。マルチポイントやノイズリダクション機能付きマイク、IPX4の防滴性能など機能性も必要十分で。初めてのながら聴きイヤホンにもってこいの1台と言えるでしょう。

項目スペック
タイプオープンイヤー型
再生時間(イヤホン単体)最大7.5時間
再生時間(充電ケース併用)最大29時間
Bluetoothバージョン5.3
対応コーデックSBC、AAC
防水性能○(IPX4相当)
ノイズキャンセリング機能
マルチポイント対応
カラーバリエーションブラック、ホワイト
参考:
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